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矢口ブランドの「ロボジー」 [2012便6]

こんにちわ。
       金くん。
旧正月の韓国、おめでとうございます。

ところで
    どうしてアジアの中では日本だけ旧正月じゃないんでしょう。

こちらを採用した方が年末のんびりするんじゃないでしょうかね。
忙しいのが好きな民族だからでしょうか。

さて、
あなたは、矢口史靖の映画を見たことがありますか?

この人はブランド力があります。

映画作家としてきちんとした調査が作品に生きています。
矢口のそうした好奇心が魅力になっているのです。

タイプとしては、伊丹十三、少し周防正行と似ていますね。


        正統的に映画として毛色が変わているのを
        好まない人もいるかもしれませんが、
        なかなかできない技です。

そう言えば、ヴィム・ベンダースの「東京画」も
        くくりに入れてもいいのかもね。

      最新ハイテクの二足歩行ロボットに
              老人が入っている。

          このアイディアに魅かれました。


昔のディズニーの
        エプコットセンターのロボットの演出を思い出します。

ものすごいSF的未来の世界で来場者をびっくりさせる。
ところが
    ここで登場する
            ロボット、人が入っている着ぐるみ。

でもその前に未来未来した雰囲気に圧倒されている
来場者はすっかり本物だと信じちゃっている。


             あれを思い出しました。

今回、感心したのが


    映画に登場する電話の自動受付!!



   電話をかけた先きの木村電機、

   「営業は1番を、修理は2番を、もう一度お聞きになりたい時は…」

    (あれは電話をかけるな、という暗黙の表示なのか…)


 あの電話の自動受付を
 だれががやってくれないかなと思っていたが、
        「ロボジー」でやってくれましたね。

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ロボジー.jpg

木村電機のロボットの名前がいい。

          「ニュー潮風」

     おちょくっているようなネーミングですね。


それにしても機械化が好きな国民です。
その辺りももう少しおかしく描いてもよかったかなと。



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「蜂蜜」-ユスフ三部作 [2012便6]

     そして
           三本めが「蜂蜜」。


    ここでのユスフは、6歳の少年。

         彼らの住まいは二作よりも都会からは慣れた
         山奥で森が広がっている。


    一家の父は養蜂家らしいが、その生計の蜂蜜が取れない。

             蜂が巣をつくらないのだ。

    そこで父はさらに奥深く蜂の巣を仕掛ける。

ユスフ三部作「蜂蜜」.jpg


       それにしても この映画の冒頭

        この父が樹に登ったまま……宙ぶらりのまま


ここまで見て来ると、この監督のセミフ・カプランオールが
        なにかあるだろう…と考えてしまうが、

 終盤、これが樹の上に仕掛けた密を取る為であり、
    このぶら下がりが

        父の事故死の場面だとわかる。


         鮮やかなシーンの繋ぎ方だ。

              まるで谺のよう。


その分、このあとユスフ少年が森へ入るシーンがぼやけてしまったほどだ。


トルコ映画と言えば、ユルマズ・ギュネイくらいしか知らない。

     ギュネイのドラマも強かった。

その強さは、因習や風習が時代の風に晒され、おいていかれる者の嘆きや
               過酷な痛みの強烈さと似ている。


だが、セミフ・カプランオールは、社会や群れから遠く
            観る我々を別の世界へと誘う。

シャレたトルコのアグリツーリズへでも誘うように
                  個人の中に。

また トルコを舞台にするのか、
   名匠のギュネイを越えられるか、

              次の作品が気になる監督だ。

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